1951-11-13 第12回国会 両院 両院法規委員会 第4号 日本では新冠法においては、天皇というものは政治上の権力は全然取上げられておるから、解散という仕事をする人間はどこにもあろうはずがない。 それを憲法は間違つて、―全体申しますと、根本を言うと、この文字というものが悪いのです。ほんとうのことは絶対に書けない。漢字というものがみなうそにつくられておる。何千年かうそに使う癖がついておるから、ほんとうのことは漢字では書けません。これが私の主張の根本です。 尾崎行雄